“生命”について考えさせられること。
いかりや長介死去
ザ・ドリフターズのリーダーで俳優のいかりや長介さん(本名・碇矢長一=いかりや・ちょういち)が20日午後3時半、原発不明がん頚部(けいぶ)リンパ節転移のため東京慈恵医大付属病院で死去した。72歳。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040321-00000030-nks-ent
やはり私の少年時代は「8時だヨ! 全員集合」であります。加トちゃん志村に抱腹絶倒しつつも,いかりやさんに笑うことはなかったのですが,その強力なリーダーシップは印象深く残っています。恐らく,私の少年期にインプリンティングされた最初の“リーダー”像はいかりやさんだったのではないかと思います。
役者としては実にイイ味のバイプレーヤー。
“踊る大捜査線”がなんといっても有名ですが,大河ドラマ“独眼竜政宗”,映画“夢”(黒澤明)の好演,最近ではキムタク主演の“GOODLUCK!!”が記憶に新しいです。
昨年12月放映の“40年だよ!! ドリフ大爆笑”(http://www.fujitv.co.jp/b_hp/1223dorifu/)が私が見たいかりやさんの最後の姿でした。
その時点で,立ってるだけで喋らない,番組途中で姿を消す,などの予兆が見られました。この日がきたか,というのが率直な感想です。
ご冥福をお祈りします。
昨日見たテレビ番組から。
“DNAII サイエンスミステリー それは運命か奇跡か!? DNAが解き明かす人間の真実と愛”(フジテレビ系)
http://www.fujitv.co.jp/dna/index2.html
早期老化症“プロジェリア”という難病と戦う“アシュレー”という少女のドキュメンタリーが衝撃的でした。
http://www.fujitv.co.jp/jp/pub/ashley/
12歳なのに,肉体年齢はその8-10倍。
皺だらけ,髪は全て抜け落ち,歯は抜け痩せこけ,動脈硬化に苦しんでいます。
目がぎょろりと大きく,鼻が異常に高く,顎がなく頭がぼこりと大きい,独特の容貌。
しかし,喋る言葉はまぎれもなく12歳の少女のもの。
しかも,遺伝病である自らの宿命を受け止め,より前向きに生きようとする,聡明な言葉に胸打たれました。
我々は,人生を誰のために,どのように使うべきなのか・・・?
今日見たテレビ番組から。
“どうぶつ奇想天外”(TBS)
http://www.tbs.co.jp/doubutsu/
特集:ある普通の家の、普通の犬の一生
http://www.tbs.co.jp/doubutsu/yokoku_20040321.html
10年以上ものながきに渡り家族の一員として暮らすパートナー、犬。子犬時代から天命を成就するまでを10年がかりで記録した大作ドキュメンタリー。1994年より当番組に度々出演していただいた東京都豊島区の佐藤さん宅の一般家庭犬ミッキーちゃん(マルチーズ)
第1回撮影より今年で既に10年が経過。死ぬまで命の炎を燃やし続ける犬と、それを見守る人達。最愛のペットの死を乗り越えようとする家族。10年という歳月をかけて刻まれた犬と人間の記録の集大成。
“ペットの死”というのは私も何度か経験しておりますが,なんとも悲しいものです。
今回の場合,まるで知らないよそ様のウチの犬の死でありましたが,それでも泣いてしまいました。恐らく自らの記憶と共鳴するためでしょう。
愛玩動物の仕事は「かわいがられること」。今風に言うと「癒しを与えること」(あまり好きな表現ではありませんが)。
家族の一員としてかわいがられて死を迎えることが,ペットにとって天寿を全うすることであります。
また,その“死”によって人間の記憶に何らかの痕跡を残し,“死”を考えさせることが,ペットが人間に大してできる最後の仕事でありましょう。
“生命”・・・
そういえば,今日からNHKのBShiで手塚治虫“火の鳥”が始まりましたね。
手塚治虫の漫画作品は,根底に“生命”というテーマが流れており,中でもそのテーマが最も前面に出た作品であります。
(ちなみに私は相当な手塚マニアです)
長い間、多くの人々に愛され続けてきた手塚治虫の「火の鳥」には、わたしたちが深く考えるべき二つの大きなテーマが描かれています。
そのひとつは、「歴史」「宗教」「愛」「寿命」「生き様」といった人類に普遍的な「生」の問題です。
もうひとつは、科学や文明の発達にともない提起され始めた、「環境」「遺伝子操作」「クローン技術」「ロボットと人間の関わり」という、わたしたち現代人が今まさに直面している、新しい問題なのです。
50年も前から描き始められた作品にもかかわらず、「火の鳥」は21世紀を生きるわたしたちにとっても「人間とは、生命とは何か」を問い続けている物語です。
http://www3.nhk.or.jp/anime/hinotori/
あまりに有名で,あまりにテーマ性が強い作品であるが故に,テレビアニメ向きとは思えません。よって,手塚ファンとしては仕上がりが心配です。
(何せBShiなんて高級なモンは見られないので,4月のNHK総合本放送まで見ることができません)
私の解釈では,“火の鳥”全作品中最高傑作は“鳳凰編”でありますが,1986年に角川書店により中途半端に映画化されており,同様にヤマト編,宇宙編は1987年にビデオ化されております。よって,今回は未映像化作品である以下がラインアップされております。
1- 4 黎明編
5- 6 復活編
7 異形編
8-11 太陽編
12-13 未来編
黎明編に時間を割きすぎと思えるのですが,どうなのでしょう。